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あなたはどのようにコンテンツを消費しますか?自分史編大学生時代

・大学時代

暇な時間が多くなったことで、コンテンツ消費量は以前にも増すことになる。有名どころのアニメ・漫画・かたっぱしに消費していく。ただネット回線を繋ぐことはしなかった。アイフォンだけで十分かな、っとこのときは判断したのだ。今考えると愚かな考えなんだけど、当時は情報弱者だったから仕方ない。今も情報強者とはいい難いんだけどさ。ネットがあると、無料でアニメを見ることが可能になるので、DVD借りて観ることもなかった。映画だって月額料金で観た方が遥かにお得だ。ポイントサイトを経由すれば実質お金をもらってひと月観ることも可能だ。DVD借りて観ることはいまでは、賢い消費者の行動ではないだろう。それでも、学校帰りに数枚借りてみる映画は、非常に楽しかったことを覚えている。都会に出てきたおかげで近所にレンタル店があること自体新鮮だったのだ。映画だと映画館が外せない消費方法の一つだが、僕はあまり映画館にはいかない。貧乏学生に一つの映画を観るのに1000円以上出させるのはつらいものがある。年に4~5本観るくらいか。最近だとガルパンズートピアが面白かったよ。

ブックオフがあったことも、僕を読書へと導いた。僕の故郷は田舎過ぎて古本屋なんてものが成り立つ場所ではなかったのだ。本がこんなに安く買えることに本気で感激したことを覚えている。ネットさえあれば古本を買うことも楽なんだけど、ネット事情に疎かったのだから仕方ない。そんなわけでブックオフという新たなオアシスを見つけた僕は、大学の図書館と並行して頭良さげな本にも挑戦するわけだ。ただノンフィクションはここではコンテンツとはまた違ったカテゴライズされるので、多くは語らない。

時間はあるけど、お金がない大学生らしく、ブックオフにはもっぱら立ち読みに行っていた。そこで片っ端に漫画を読破していった。あるいは漫画喫茶でお得な12時間パックなどを頼んでぶっ通しで漫画を読むということをしていた。まさに暇人に許された娯楽。そんなことを数年間繰り返すわけだから、おすすめランキングに載っているような漫画はほとんど読破している。その辺はオタクの矜持みたいなものだ。誰にもニワカとわ言わせないぜ!

小走やえ(ニワカは相手にならんよ)

 

そんな中、心に残った漫画は手元に置いておきたいので古本で買っていた。といっても、あまり手元に置いておきたい漫画ってなぜかなくて、ハンターハンターめだかボックス絶望先生くらいしかない。あんまり僕は漫画で人生を変えられるほどの経験をしてないんだよね。自分でもかなり疑問。相当読み散らかしてるんだけど、たぶん読み散らかしているからダメなんだと思う。何かに感動するためには場を整えないといけないのだろう。量をこなす、っていうんじゃ得られるものも得られないってのが、僕が数千冊漫画を読んだ中で得た知見。だからこれからはちゃんと一つの漫画に向き合いたいなって思う。

それに対して小説はかなり集中しないと読めないので、必然場を整えることになる。図書館で借りるか古本で買って、大抵ベッドの上で寝転がって読むだけなんだけだ。はたから見ればただだらけているだけに見えるけど、僕の頭の中では漫画やアニメでは得られない活字にだけに許された絵にならないイメージに埋め尽くされているのだ。その脳内世界にトリップするのが、小説の醍醐味なのよね。この頃はミステリ小説にどはまりしてた。綾辻行人東野圭吾米澤穂信などを中心に読んでた。

えるたそはとってもかわいいと思うけど、氷菓以外の米澤作品を小説で読んでほしいな

個人的にインシテミルとかおすすめ。

インシテミル (文春文庫)

インシテミル (文春文庫)

 

そして ここ一年くらいはSF小説にはまってる。これまたランキングやらベストオブベストとかをこれまた片っ端に読んでいる。そんな中で一番面白かったのがアイの物語だ。問答無用で読んでほしい。いつかちゃんと書評を書きたい一冊。 

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

 

 

最近は本を電子書籍で買うことも多くなった。理由はセール中だと中古よりも安くなることがあるから。単純なコストの問題だ。キンドルは正直言ってそんなに読みやすいとは思わないけど、安く本が買えるならそっちに乗り換えるつもりだ。

一番消費の仕方が変わったのはゲームだったといえる。そろそろゲームには卒業したいとは思っていたので、一人暮らしを始めるにあたってゲーム機は持ってこなかった。ただゲーム好きであることには変わりないので、ゲームをやる代わりに始めたのはゲームのプレイ動画を観ることだった。それじゃあ意味ないじゃなかと我ながら矛盾を感じるのだが、このプレイ動画を観るというのが、思いのほか面白いのだから止めようがないの。実況者実況、ゆっくり実況、字幕実況、解説実況、縛りプレイ、などなどさまざまなコンテンツが提供されるのだから、飽きというものがこない。なによりゲームを買わず疑似体験できるのだから、コスパに優れている。その疑似体験が自分でプレイするよりも楽しかったりするのだから、もはや実際に買うことに意味を見出さない人が出てきてもおかしくはない。アニメ・マンガ・小説・映画・ゲームのコンテンツの中で、特異な消費のされかたをなされているといっていい。この辺りは物語を消費するウォッチ(アニメ・映画)とリード(マンガ・小説)、体験を消費するプレイ(ゲーム)との違いから起因するものだろう。

そんなわけで相変わらずぼっち生活だったけど、不思議と寂しさはなかった。毎日好きな漫画や小説やアニメやゲームに囲まれて充実したオタク生活だった。ここに同じオタク仲間がいれば最高だったのだが、再三言ったように残念ながら友達は非売品なのだ。

孤独はいいものだが、孤独はいいものだと言い合える相手がいることはさらにいいものだ、みたいな名言をどこかで聞いたことがある。僕はそんな相手を見つけたいのだろう。

 

ついでにオタク話もしようぜ!

 

・まとめ

アニメ:地上波でリアルタイム→深夜アニメを録画→DVDをレンタル→ネットで無料で拾う

映画:地上波でリアルタイム→DVDをレンタル→月額見放題

マンガ、小説:新品を購入→中古で購入(マンガならマンガ喫茶も利用)→電子書籍のセール

ゲーム:新品で購入→中古で購入→プレイ動画を観る

全体を見ると、ネットによって安くコンテンツを手に入れられるようになった。またネットによってコンテンツの感想を書き込めるようになった。さきほど小説をおすすめしたのがまさにそれ。おすすめランキングを見てからコンテンツを消費するようになった。

ゲームに関しては、攻略サイトを見ながらプレイしていくというのが可能になった。僕が小学生の頃は手探りでプレイしていたし、攻略本が神が記した聖書のごとく崇めていたが、単純な攻略するという観点において今ではその価値は失墜していると言っていい。ただ本の形式だとウェブページに比べて閲覧性に優れているし、制作秘話やインタビューなどが載っていることが多いのでファンブックとして価値があるので完全に用なしというわけではない。攻略本だけ読むのも楽しいしね。僕は好きよ、攻略本。

ゲームはプレイするだけでなく、プレイする動画を観ることがメジャー化している。有名実況者が年収何千万と稼ぐところからも、その熱気が分かるだろう。これを他のコンテンツに照らし合わせれば映画評論家や書評家が挙げられるのだろうが、実況者に比べて格段に知能指数が上がってる方々になるのは考えてみれば不思議だ。アニメ実況とか映画実況とかはまったく聞かない。

 

・結論

ネットによってコンテンツの消費のあり方は変わった。その変化は大きく三つに分かれる。

1、価格の低下

2、評価の可視化

3、疑似体験の興隆

次回の記事はこれらについて語ってみたい。