ブログ、成功者、ロケット、はてな、自由、文化

ブログを始めてはいいものの、今の所気合の入れた記事は書いていない。ま、それってなんでかっていうと、端的に言って誰にも見られていないからなんだよな。せいぜい1にち数十PVくらいが今の俺のPV力(完全にDBのスカウターですわ)であるわけで、そんなんだと誰かに見てもらいたい記事っていうのも書く気が失せる(僕が怠惰っていうのも大いにあるのだけれど)。

ただ誰にも見てもらえないからこそ、こうやって自由奔放に思考の垂れ流しができるわのも事実だ。きっと人気ブロガーなどになってしまったら、毎回良記事を作らなくてはならないので、大変だよな、と思う。

…………ん?いや待てよ。

ここで思いつくのは、もしかして人気ブロガーにしろユーチューバにしろ、MAXの力を入れたものっていうのはあまり作っていないのではないかという考えだ。だってそうだろ。人気になってしまいさえすれば、面白くないものでも信者が面白いと思ってくれるのだから、全力を尽くしたものを作ってしまうのは、コスパが悪いし、信者の要求も大きくなってしまう。イケイケのリア充ユーチューバーや実況者などはそのいい例かもしれない。

ただし人気になるためには、まだ人気になっていない競争相手やすでに人気になっている先行者凌ぐものを作らないけないわけで、その瞬間は全力を尽くす必要がある。

 

成功するには継続力よりは、瞬発力の方が重要ってこと。

 

これはロケットで例えればわかりやすい。ロケットが使う燃料の8割は離陸のために使われて、地球の重力を受けない大気圏外にまで登ればあとは宇宙空間に浮いているだけの簡単なお仕事だ。手を抜いているってことはないのだろうけど、継続的に投稿するためには全力を尽くしてはいけない。コンスタントに一定のクオリティのものを大量生産するのが最適解だ。

だがこれは言ってみれば宇宙空間に浮遊しているだけだ。人気ものになるまでの道筋になるまでに比べたらヌルゲーである。そんなヌルゲーをやっている連中を、成功者SUEEEEE!!と称賛するのが、愚民の習性だ。

成功者は成功しているからさらに成功する。重力のない世界で地上のいる愚民どもの羨望を一身に受け、幸せに暮らしていくわけだ。

対して大半の敗北者は重力に縛られ続ける。夢を、宇宙を目指して、成功するために飛び立つ輩が後を絶たないが、大半が失敗し、地上に叩きつけられる。それが競争社会の残酷なルールだ……。いやはや世知辛いね。

僕もまた重力で縛れる地上で暮らしている敗北者のひとりだ。夜空を眺めて、きらめく成功者を仰ぐ人間のひとりだ。そしてあの宇宙に行ってみたいとも思っている人間のひとりだ……。

 

そのための一つの手段としてブログっていうのは、有効であると考える。よくプロブロガーなどは批判されているが、ブログを書く事自体は貧乏人にとって有効な生存戦略なのではないか。

理由として、まずアフィリエイト不労所得を作れる(かなり格差はあると思うのだけれどね。それでも月5万程度ならまだ結構誰でも可能ではないのか。よく知らんけど)っていうこと。少しでも資本主義やら金銭に興味のある人なら常識だと思うけど、金持ちと貧乏人の一番の違いって、手取りの年収ではなく、資産の違いである。資産を作るためには投資信託や不動産などがあるが、それを作るためにも金が必要なので、貧乏人はさらに貧乏になるという負の連鎖が起きる。この連鎖を断ち切るために、アフィリエイトっていう不労所得を得ることは有益である(ま、どの業界でもそうなのだけれど、稼ぐ方法を売って稼ぐ人間が多いので注意は必要だ。プロブロガーが批判されている要因の一つがこれであろう)。

またブログを書いて、身分を明かすことで他人と知り合いになりやすいということもあげられる。完全な他人よりは互いに互いのブログを読んでいた方が仲良くなれるだろう。

孤独になると死にやすいからブログ書いて知り合い作るといいよ、みたいなことをかの有名なニートpha氏は言っている。もともと人間は群れで生活していて、一人暮らしが主流になったのがここ50年の豊かな国である日本においてのみ起きていることを考えれば、先進国の中で日本が幸福度が低いことも頷ける。人間は孤独では生きられない。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

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ただしブログを書くことは参入障壁がほとんどないので、必然過当競争が起こる。金になるとなればなおさらだ。はたしてほとんどの書き手は広大なネットの大海に沈んでいってしまう。僕も現在進行形で、深海の奥深くに沈んでいる。 ぶくぶくぶく。

そんな沈んでいるブログをサルベージするのがはてなブックマークというサービスである。僕はこのサービスを使い始めて1年も経っていないのだけれど、これはかなり面白い。はてな村なるものができるのも頷ける(僕のような新参者にとってははてな村は神話の世界の話だ。ログをたどることによってのみ、かろうじてその片鱗を垣間見ることができる。ライブでその場に携わった人間とは、コンテクストが違う。にわかだと思われるかもしれないが、そこは理解を示してもらいたい)。

ただ良記事をサルベージするという機能を担ったはてなブックマークが、目立つため金儲けの道具にされているのも事実だ。実際僕もブクマが欲しい。もっと目立ちたい。

だからと言って互助会をする気にもなれんし、大衆に媚びたテキストを書く気にもなれん。ので、こういった思考の垂れ流しをこしらえて、地道にPV増やして、ちょくちょくブクマしてくれる人が現れたら、ドカーーンと一発すげー良記事を書くっていうのが、ブログで成功する近道なのかね。

 

???「そもそもお前っていい記事書くことできんのwww」

 

それは読者が判断することさ。僕が最善を尽くすだけ。だが人気者になる前のこの時期だけは、いいものを書くってことを意識なんかせず、ただ自由にただ楽しく書かせてくれ。 最近は筆が乗るととっても幸せなのだよ。誰にも読まれなくたって、承認欲求が満たせなくたって、筆をしたためるという文化的な行為をするだけで人間は幸せになれる。

 

そうだろ?

 

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

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