メイドインアビスはレベル1で難易度INSANE(狂気)モードのゲームやってる感じだ。初手暗黒大陸編みたいな

 

 メイドインアビス読んだよ。うへー、読むの辛かった。いや、つまらなくて読むの辛かったって意味じゃなくてさ、物語はすげー面白くて、先がめっちゃ気になるから、6巻早く読みてーんだけどさ………。

  読んだ人はわかると思うけど、これ嫌なグロさなんすよ。映画で例えるならSAW(ソウ)みたいな、グロさ。明らかに読者を不快にさせようとしている製作者の意図があるんだよ。

そして、見かけは、ワンピースとかハンターハンターみたいな、王道の冒険ファンタジーの形式を取ってるから、そのギャップでより辛くなる。

SAWは初めから最後までグロたっぷりだとしたら、その点すげーよなメイドインアビスは脳髄味のチョコだもんみたいな(やばすぎる例え!!!)。いやほんと、脳髄味でまずいはずなんだけど、チョコだから食べるのやめられない、みたいな作品だ。

 

んなあ〜、脳髄味のチョコはチョコはもうこりごりだぴょん。

あ、ナナチちゃんはめちゃくちゃ可愛くて、推しキャラっす。んなあ〜

 

つーか、メイドインアビスって完全にハンターハンターと設定が似すぎているんだよな。主人公リコの年齢が12歳で、ゴンと同じだし、探窟家(ハンター)の母親を会うために冒険するっていうのも、同じだ。アビスも暗黒大陸の設定とあまりに酷似している。作者は意識的に似せているのかもしれない。

おそらく、作者のやりたかったことって、ゴンがいきなり暗黒大陸編をやりだしたら、どうなるんだってことを描きたかったんだと思う。完全に僕の妄想だけど。

この辺りは、海燕氏の言う新世界の話ともつながってくるよなあ、って考えてた。

 

「レベル1から敵が出て来るとは限らない、いきなりレベル99のラスボスが登場するかもしれない世界」、それが「新世界」です。

ってやつを作者も描きたかったんじゃないかと。

ch.nicovideo.jp

 

TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト

冒険を夢見る少女がロボットの少年と友達になって、伝説の冒険者だった母から届いた手紙を道標に洞窟の探検に挑むなんて児童向けアニメにぴったりじゃないですか。どうせならドアサ・ニチアサにやって欲しいですよね

2016/12/22 07:34

 公式サイトにあった不穏なブコメ。いやーマジで、あらすじだけでみると、そんな感じだから、嘘じゃねーんだけど、その内容はいわゆるハートフルボッコってやつだからね!!!あらすじ詐欺!!!

そしてアニメ版の1話もみたけど、1話だけなら、完全に上のブコメ通りだから困る。あ、第一話はすげー面白かったから絶対見るべき。こんなにアニメ見ててワクワクするっていのも久しぶりな感じがする。

 

んで、タイトルにある難易度INSANE(狂気)モードってたとえは、ゲーム版SAWの最高難易度から取ったんだけど、こう以上にうまい表現もないんじゃねーか?我ながらうまい。

Saw

Saw

 

メイドインアビスって、漫画で例えるなら、ハンターハンターで、旅立ちの船の行き先が暗黒大陸みたいなヤバさで、あるいはベルセルクで、ガッツの少年時代に、使徒と戦っちゃうヤバさなんだよ。

……死ぬじゃん、そんなの。主人公補正あっても、修行パートなしに、最高難易度(しかも狂気的な)の敵と遭遇したら、間違いなく死ぬじゃん。あっけなく死ぬじゃん。全身から血を吹き出して、自傷行為に走って死ぬじゃん。

 

まさしく

「レベル1から敵が出て来るとは限らない、いきなりレベル99のラスボスが登場するかもしれない世界」、それが「新世界」です。

ってやつだ。 

 

そんなINSANE(狂気)モードのゲームなんだからさ、せめてワンピースのルフィくらいまでレベル上げしといたほうが絶対いい気がするんだがな。ルフィって確か、冒険に出た時19歳だったろ?リコちゃんは12歳じゃん。ただのJCじゃん。悪魔の実も念能力もドラゴンころしもないただのJCじゃん。

もう7年くらい、オーゼンさんの元で、修行パートやっといたほうが絶対いい気がするんだがな。オーザンさんもオーゼンさんだよ、なんでレベル1の勇者を旅に出しちゃうかな、度し難い。

 

まあ、それやっちゃうと、既存のRPGみたいなレベルごとに適当な敵を出してくれる、優しくイージーモードの冒険ゲームになっちゃうから、面白くねーってことなんだろうな。

 

その辺りが、やはりメイドインアビスの最大の魅力なんじゃねーか。

 

レベル1からレベル99のラスボスが登場してもなお、冒険することをやめない。死ぬ可能性のほうが遥かに高くともやめない。

ワンピースみたいな、勝ちが確定しているパチモンのロマンじゃなくて、メイドインアビスには死の香りあるからこそ、本物のロマンが溢れている。

 

メイドインアビスは、本物のロマンを求める、真の冒険者の物語だ。

 

 

正直言って、僕はあまりこの本をお勧めしない。これはあまりに辛い物語だからだ。しかし、あなたが未知の秘境(アビス)に憧れる、真の冒険者だというのなら、ぜひとも読んでもらいたい。